行ってきました!12/16と17と2/24夜です。
中盤からネタバレあります。※1クッション置きます
今回の出陣メンバーではごっちん&まんば推し。
忘れてしまいそうなので自分用メモ。今回のタイトルの読み方、「よわのめざめ」でした(劇場内アナウンスで確認)。「よわ」なのか「やはん」なのかどっちなのか分かんないな〜と悩んでたのでメモメモ。
→これ、直義が詠んだ
「しづかなる 夜半の寝覚めに 世の中の 人のうれへを 思ふくるしさ」からとってるんですね。そう考えると確かに「よわ」だ。
予習必要か問題!
私は予習として中公新書の「観応の擾乱」と、「逃げ上手の若君(全部読みきれず途中まで)」を読みましたが、今回は別に予習してなくてもいけそうでした。ざっくり解説はしてくれるし。ただ、キャスト表でも示されているように足利某が三名も出てくるし、(分からなくてもなんとかなると思うけれど)会話の中で名前だけ出てくる人とかもいたので、誰が誰やら!?となりそうな方は逃げ若に触れておくと登場人物や時代感把握が楽になるかな〜とは思います。(アニメ化部分だけだと多分今回のミュに出てくる主要な歴史上の人物全員出てこないで終わるので、原作をそこそこ読まないといけない点に注意)
ここから2部のネタバレっぽいものがあります!!!!!
では先に2部の脳直感想いきます。
・ジェスチャーゲーム
16日お題「生け花」
進行:雨さん
順番:ごっちん→まんば→ちょぎ→長谷部→青江
まんばが全く理解できず謎の動きをちょぎ以下に伝達→青江回答「当ててみせるよ😄😄チョキチョキ(カニみたいなポーズ)」「床屋!」
→雨さんがヒントを出しながらジェスチャー→長谷部が正解を当てる→正解を知った長義、まんばにブチ切れ(なんだあの動きは💢💢💢)
あと、ジェスチャーゲームの説明中に雨さんのボケにまんばが盛大にすっ転ぶドリフ的リアクションをとったのに、他は誰もすっ転ばなかった上に長谷部に「お前、それ(大袈裟リアクション)好きだな……」と呆れられて「皆はやらないのか……?俺は結構好きなんだがゴニョゴニョ」となってたの面白すぎた。完全に一蓮と参騎に染められている。
17日お題「医者」
進行:まんば
順番:ちょぎ→青江→ごっちん→雨さん→長谷部
まんばとちょぎの立ち位置が昨日に引き続き隣同士笑
まんばが進行とても下手。自分の隣に立ってる長義に「並べ!」と偉そうに命じるものの「一番なんだが(なので立ち位置はまんばの隣で合っている)」と返されて「……すまなかった!」と謝るまんば。おもしろすぎ。
というか長義がトップバッターでお題が「医者」なのミラクルすぎない!?多分会場の全審神者が花影を思い出した。
ジェスチャーはちゃんと全員に正しく伝わったんだけど、青江がごっちんに伝える時に(これはキャラ性を踏まえてのお遊びなんだろうな〜)、長義のジェスチャーには含まれていなかったお腹に手を突っ込む触診的なものを入れてきて、ごっちんがめちゃくちゃ「わあ!?!?」となってて面白かったよ🙏🙏最優秀刀剣男士は青江が選ばれました。
2月24日 お題「歌舞伎」
進行:ざっくり長谷部
順番:長義→雨さん→ごち→まんば→青江(うろ覚え!ごちとまんば逆かも)
何かの拍子に誰だったかが長谷部を「ざっくり(説明する)長谷部」と呼んだらそれにみんながめちゃくちゃツボってしまって長義がお題を確認している間も肩を震わせてずっと笑っていて最高に面白かった。
ジェスチャーは長義が見栄&殺陣(談:長義)をやって、雨さんにお題は伝わったけど殺陣が理解されなくて(あれ何だったんですか?洗濯物を叩いて……?などと言われる)、雨さんは見栄&六方(おっとっとのやつ)をやって、その後はスムーズに伝わり、青江がしっかり解答。最優秀刀剣男士は青江で、前に出てくる時に急に髪をぶん回し始めたから何事かと思ったら連獅子の毛振りのマネだった🤭
・衣装とか
王子様だった〜〜!!!あとまんばがあれでそれでこれなので……!!わ〜〜〜となりました(察して)。あと〜〜〜ごっちんが〜〜アモーレみたいな雰囲気の服を着てソロ!!!!!!超正統派ラブソング!!!!さすが愛の戦士!!!!!!は〜〜〜他はみんな結構イケイケオラオラな感じだったのに一人だけ歌姫みたいなバラードラブソング歌ってて🙏🙏
それからその後間髪入れずに始まる超ハッピースチャラカ全員曲。ギャップで死んでしまう。
スチャラカ全員曲、途中で日替わりソロがあって、16日はごっちん、17日は雨さん、2月24日は青江&長義でした。ソロが選ばれる時の「誰!?」「誰!?」のかけ声、マジでごっちんの声しか聞こえなくてさすが声のでかい男。
スチャラカ全員曲、みんなハッピーな顔で弾けている中で一人"義務"だった長義、大変良かったです。幻覚でなければ、まんばが"義務"になってる長義に「お前ちゃんとやれよ」的な感じでちょっと小突いてるシーンがありました。
はい、では本編の話に行きます。
ここから先、本編のネタバレしかありません!!!!!!
・本編の感想
いやあ、考えないといけないことが、多いっすね。シナリオ自体はかなりシンプルかなと思いましたが、暗喩が……多すぎるんだわ…………。あと音楽もすごい沢山リプライズ使ってくるやん……もうこっちの脳はパンパンだよっっ!!
ということで、整理して考えていきます。
1.シナリオの流れについて
いやあビックリした。これまでと全然違う。創作魂500%みたいな。正直、登場人物が発表されて予習をした時、この時代本当にややこしいけど大丈夫なのかな?と思ったのですが、対象の時代範囲をかなり狭める&超創作話をぶち込んでそれの解決をメインにする、という技でこの時代の複雑さの扱いを回避していて、なるほどな〜!となりました。
これまでの出陣のパターンは、対象の時代に出向いたら
①キーパーソンが殺されようor生かされようとしている(阿津賀志/ばくてん/つはもの/むすはじ/一蓮)
②キーパーソンが死んでしまった(三百年/パライソ/坂龍)
③キーパーソンの様子がおかしい(あおさく)
④現地の世界観が史実と大きく異なる(江水)
の概ね4つで、解決の鍵になるのは「史実をきちんと把握しているか」だった。だから史実を把握しているメンバーのいなかった江水は任務に失敗したし、一蓮でまんばが史実を学ぶことの大切さを説いている。
今回はパターンでいうと④が当てはまりそうだけど、現地の世界観が史実と異なる、というよりは「あるべき歴史の中に収まっていた流れの中に急に異物が設置された」感じだなあと思っていて、そこが新たな取り組みだなと感じました。
2.足利尊氏の描写について
一番気になっていたのは行動が意味不明なことで有名な足利尊氏をどう扱うのか、という点で、「武士の新たな頭領として国家統一に奔走するエネルギッシュな人物」「源頼朝の再来」あたりを芯として人物を描いていたのかなと感じたのですが、でも、それだけでは収まりきらないブレが時々見受けられたな、とも。そのブレが所謂世間でいう「意味不明」の要素の表現だったんだろうか🤔
ブレの最たる点は足利直冬を「我が息子」と呼ぶことがたまにある、というところで。まず冒頭でそういうシーンがあるんですよね。でも直冬との面会を断った、という話が出てきた通り尊氏は直冬を息子として見ていないはずで。だから冒頭の「我が息子」は義詮を指しているのか?とも思ったのですが、一緒に見た友人は文脈的に直冬を指してるでしょうと。…まあ、そうだよねえ。もう一箇所の直冬を息子と呼んでいるシーンは終盤の直冬大暴走して自暴自棄になった尊氏が「弟に裏切られ、息子にも恨まれ…」みたいなことを言っているシーンなんですよね。これは明らかに直冬。ということを踏まえると、尊氏は自分に都合の良い時だけ直冬を息子と呼んでいるってことになるんだよなあ。それが尊氏の"ブレ"なのかもしれない。
あとは共和国を見たあとに一人だけ鎌倉に帰ってしまうという行動。これには友人が疑問を呈していたのですが、先の「自分に都合の良いように行動する」癖(?)を踏まえると、「死人の国を許せない気持ちがある一方、理想的すぎる国を滅ぼすことへの躊躇いもあり、自分で決断することを先延ばしにした(陰陽師に決断を丸投げした)」という行動なのではないか。尊氏は直義に「臆病」とも評されているから、その臆病が出たのでは?
そう考えると、所謂尊氏の"意味不明"を本作品では"臆病"と説明付けたのかも。
3.今作が見せてくるメッセージについて
なんかこれも過去作とかなり違うなと思った。感覚として一番近いのは私の中では「心覚」。
刀ミュの過去作は「舞台となる時代に向かってあれやこれやを体験して、それぞれが成長して本丸に帰ってくる」をやっていたけど、これはその色は弱めかなと思った。強いて言えば長義の成長があるわけだけど、それよりも(あくまでも私は)この作品の今の世界への問いかけの力が強すぎてちょっと混乱した。「かげおくり」の言葉の力が強すぎるんですよね。現代日本において「かげおくり」が示すものって、「非戦」なわけですよ。ちいちゃんを思い出さなかった人がいるとは思えない。
それを真ん中に持ってきて非戦の国家を作ろうとして滅ぼされる話をするの、あまりにも、強すぎない???夜半、刀ミュの現体制の終わりが示されたこともあって、現刀ミュ本丸にまつわるたくさんの情報が解禁されるわけだけど、この「非戦」が重すぎて、正直私は毎回このことについて考え込んでしまって心を新情報の検証にまでうまく持っていけず……。刀ミュでこんなに現代のことに頭を持っていかれるの、心覚しか経験なくて、夜半ってどうやって鑑賞すればいいのかなあと悩んでしまってこの記事を書くのにもこんなにも時間がかかってしまっています。
非戦って解がないから、夜半も別に何かを主張しているわけでなく、いろいろな考えを「提示している」に留まっているのだと思うのですが、「夜半と非戦」で思ったことを書き出してみます。
・「かげおくり」
あるはずがないのに焼き付いた光景
&影を送る=実存がある=確かにここにいる、確かに生きている、を示す
→歴史の中で埋もれていく人達に心を寄せるいつもの刀ミュの文脈
&同時に「かげおくり」というワードで観客に「非戦」のイメージを浮かべさせる
&冒頭で青江が歌う「かげおくり」は見送った歌仙と過去、を示しているかな?(ちいちゃんに影送りを教えてくれたお父さんは戦地に赴き帰ってきた描写はない)
そもそも「かげおくり」ってどういう現象なのか?→調べたら、結局のところ「残像」ということらしいです。とすると、影を送るというのは実存の証明になりながらも、影自体はやはり影でしかない、ということかな。
→今回の「共和国」は影送りの影みたいなもので、実存している人間たちが非戦を願って手を取り合って(※)共和国(影送りの影)を作った。でも所詮は残像で、残像は「そこにはないもの」なので、無かったことになる……?
※『ちいちゃんのかげおくり』ではちいちゃんの家族が手を取りあってかげおくりをして「大きな記念写真」と言う場面あり
・共和国
「非戦を実現するにはみんなが"いっせーの"で武器を手放せばいい」をやろうとした国、と認識した。直義は「良く言えば純粋、悪く言えば子ども」だなと思っていて、共和国も「"いっせーの"でみんなが武器を手放せるなら、我々はこんなにも命を削って平和な世を作ろうとはしていない」という話だったんだと思うんですよね。直義の平和創生論理は、平和のために努力してきた人々の歴史をあまりにも蔑ろにしている。みんながキレてたポイントはそこなんでしょう。「国づくりは、ままごとではない」、が全てで。坂龍で無血開城に東奔西走した勝海舟を出してきた次にこれかあ!っていう。
直義はこの国を「濁りなき国」と呼んでいる場面があり、尊氏と道誉が直義を「水清ければ魚棲まず」と表している場面もあって、まあでも蓮は泥水の中から華を咲かせるってことです。
4.光と影
·足利兄弟と光と影(闇)
それぞれの「夜半」が出てくる歌を使って兄弟を対比させてるのオシャレやー!
尊氏「眠れぬ理由を月の美しさのせいにする→夜の光はぼやけているくらいがちょうど良い=光を好ましいものと思っていない」←これに対し、それでも水に映る自分の輪郭は自分の"確かな実存"を示している、と歌うまんばである。
直義「静かな夜に煩悶する己→夜の影に沈む自分に見えた蜘蛛の糸のような光(光≒祈り、願い、希望)」
まんばが共和国を滅ぼした時に「お前は"戦"に負けたんだ」と言っていたこと。戦を憂うあまり、光しか見ないようにしていた直義に、「お前は闇の中にいたのに、光しか見ないことにしたからこうなったんだ」ということだね。これに対し、「ずっと闇の中にいて前もわからない」と言っていた尊氏に「お前が勝手に闇の中にいると思い込んでるだけだろう」と怒っていたまんば……!対比が効いてて味わい深い。←これに対して長義は「暗闇だろうがなんだろうが、そんなことは知らない!!それが貴方の生きていく道だ」的な発言をしており、伯仲の対比も味わい深いっす。
·伯仲と光と影(闇)
長義「まんばは自分の影なのに眩しすぎて見えない。」同時に「闇の中の一筋の光は蜘蛛の糸のようで縋りたくなってしまうもの」だとも思っている。
まんば「俺はずっと(闇の中にいると思っていたが)光の中にいた」「俺が強い(眩しすぎる影)ならお前も強い」
·ラスボス
影がラスボスだった。「強すぎる欲望が影となった」と報告されていた。
5.足利兄弟と刀ミュ本丸
足利兄弟を通して「伯仲」と「三日月&鶴丸」を表現している。伯仲は共に足利(これは土地名)に縁があるから伯仲を描くにあたって足利兄弟を持ってきたのは面白いなと思った。
まんばは尊氏に「かつての自分」を重ねてイライラしてる感がありましたね。「前を見ている方が前だろうが!」の大包平みすごかったですけど、どうなんですか山姥切パイセン。
長義は直義という「自分にとってめちゃくちゃ苛立つ人間」と接することで長義自身の輪郭を理解していっているように見えた。あえてまんばとの関わり方として取り上げるなら、直義に感じる反発とまんばに感じる反発の差異を確認して、自分がまんばにどういう感情を持っているのかに気づいていく、というような。
そしてかつては仲が良かった兄弟が決別していく様子は三日月&鶴丸を想起せざるを得ない。理想を追い求めてはぐれてしまうと考えると直義が三日月、尊氏が鶴丸というペアになるのかな。共和国を滅ぼしている時にごっちんが「綻びがあるからこそ愛しい」みたいなことを歌っているんですが、理想はあくまで理想で、足りないところがあるから愛があるし、生きていると思えるし、それが人間なんだよね、ってことならば、三日月と鶴丸の溝を埋める鍵はそういう思想なのかもしれない。知らんけど。
6.刀ミュ本丸の新情報の整理
·今剣
やーー、そうなんか!!!!っていう。峻ちゃんもビックリしててワロタ。本当にね、色んな意味でね、すごかったね笑。
例の出陣に参加していたけど記憶を失っている、のかあ。歌合の梅の木の話がめちゃくちゃに沁みてくるのですが。来派のオタクなので、明石がどこまで察して今剣をかわいがっているのかが気になって仕方がない。それから守人が代々受け継いでいる小刀が今剣で?今剣は伝説上の刀だから世に出ず守人の間で受け継がれているというのは辻褄が合うけど、その今剣が「どの今剣」なのかがポイントになりそう。
猿楽師の演目として演じられた「悲しき兄弟の物語(これって頼朝義経の話と見せかけて、兄弟のように育った義経泰衡の悲劇の話だったよね)」でひっそりと今剣が暗示されていたのも気になる(義経自害シーン)。
前々から刀ミュって泰衡にやたら肩入れしてるな〜とは思ってたけど、ちゃんと色々調べてみたほうが良さそうだな〜。遙かなる時空の中で3Ultimateの泰衡√やりたすぎるのに、PSStoreの認証がうまくできなくて一生ダウンロードコード買えない涙。
話変わるけど、白拍子が表現しているのが「死」なの最高だった。長義は俺達の死なので。
·守人の預かりもの
…………首桶?????(怖すぎ)
·主の様子がちょっとおかしい
「強すぎる欲望を影として生み出す人間」に思うところがあった?長谷部「陰りのようなものを感じる」
6.その他の感想
·尊氏は「大人(現実)」、直義は「子ども(理想·純粋)」、道誉は「混沌」という感じ?
·『足跡~ほころばない蕾』のリプライズ?青江
→これってもしかして歌仙を思って歌うとこのフレーズになるの???全員分見せてください。
·青江の「今回の出陣にかわいい子達がいなくて良かった」
→「かわいい子」っていう枠が自覚的に存在していたんだ!?という驚き。じゃあやっぱりパライソの日向と浦島は「かわいい子」枠だったんですか!?それくらいしか説明つかないな〜と思っていたので。
·まんばパイセンの「考えなしに突っ込むな!!!💢💢」のファンです。今回もありがとうございます。
·影の倒し方→急に鬼滅みたいな倒し方になってワロタ。
·納刀、何?伯仲のオタク、生きてる?あとその後に鳴り響く『刻まれた名前』〜〜〜〜トンカンカン


2023/9/17~24にかけて開催された「ミュージカル





