おいしいプリンが食べたい

おた活の感想などを書きます

阿津賀志山異聞2018 巴里感想

先行も一般も爆死だったんですが、キャン待ちに引っ掛かってなんとか刀ミュ観ることができました!!!
8/4の夜公演です。



感想を書きます。
岩融大好き、岩融&今剣ペア永久に推すマンが書いた考察力の低い感想になります。
自分の備忘録なので読み手への配慮がないです。めちゃくちゃ長い。
ネタバレしかないです!!!!!




以下ネタバレ!!!!!






◎2016年公演(以下初演と書きます)との差分について

公演内容やパンフ内容を踏まえると今回の公演が「別の時間軸の話」なのか「構成を再編成した同じ話」なのかはもう全然分からないのですが、違っていた(と思った)ところを書きます。
※トライアルは円盤持っていないため差分確認してません


・始まり
全然違いましたね!?最初からビックリしすぎてひっくり返った。
三日月が蓮の花を携えて舞を踊り、同時に正しい歴史が展開されて義経が自決する描写が入る。

このシーンで気になったところ

1.義経を討とうとする武士達が三日月が舞台上に置いた蓮の花を踏みつける
正しくは舞台上を駆けたときに花を踏む、という感じでしたが。
あ、あと私が見た公演だと蓮の花は最終的に舞台外に落ちてしまったのですが、それも演出なのか・・・?初っぱなから翻弄されてる。


2.泰衡とのシーン
泰衡と義経の一騎討ちが入り、義経が勝つけど泰衡を見逃してその場から去らせる。泰衡は撤退するときに義経に礼をして去る。


3.自決時の今剣台詞のカット
初演では義経が自決するとき、今剣の台詞が入るが全カット。でもこの時入るはずだった台詞は後のシーン(出陣時代と場所を告げられ今剣にフラッシュバックが走るとこ)で出てくるので演出変更なのかも??


3はともかく1,2を見ると、ここで演じられた正しい歴史は三日月が干渉した歴史の可能性あるかも、と思ったり。
義経の最期については、つはものが(三日月にとっての)成功と考えてるんですが、初演の最期が大失敗で、今回の冒頭の歴史は刀剣男士が修正に成功した(が生存√には辿り着けなかった)正しい歴史、みたいな??少なくとも泰衡は三日月に会っていそうだな、と。
そうでないと2のシーンを入れた意味が分からないし、1でわざわざ蓮の花を入れてきた意味もない。



・弁慶の刀
今回の公演がどういう位置付けなのか本当に分からないんですが、これが!これが違うから!!だから所謂「再演」ではなくて、違う話をしてるんじゃないかなって思ってるんです!!!
刀が初演の時と違って普通の形の刀でしたね。
刀剣男士岩融の所持している薙刀と同一ではなかったので、あれが岩融なのかは分からないですが。

つはもので岩融がわざわざ「阿津賀志で会った弁慶が持っていたのは岩融じゃなかった」と言ってるということは、当然巴里を観る我々がそこを意識して観ることは分かってるわけじゃないですか。
それでわざわざ変えてきたってことは、やっぱりそこがキーだろう、と思っています。


・弁慶
刀もですが、弁慶のあれこれの演技にたくさん変更がありました。

特に気になったところ

1.今剣と戯れてるシーン
巴里では今剣が弁慶の刀を戯れに取り上げるシーンがあり、その時弁慶が慌てた様子で即座に取り返す。
巴里弁慶は初演弁慶よりさらに「刀に悪しきものが宿っている」という危惧が強い様子。

2.岩融との終盤の対決
初演弁慶は被り物被ったまま戦ってましたが、巴里弁慶は最初から被り物脱いで髪をおろした状態で戦闘。
また、初演弁慶は刀に宿るなにやらの力を使ったような演出があったが、巴里はなし。
巴里弁慶は公演を通して謎の力を使うことは一切なく、むしろ使うことを避けている、怖がってる様子。


・三日月
明確に違っていたのは2シーンかな?
冒頭&出陣前の小鍛冶

いや~~~~!!!!小鍛冶!!!ビックリした!!!小狐と二振りで!!!
終わったあとに「俺の発言は大体冗談だよ」的な台詞が新規で入り、そのあと岩融との名残月シーンで
「言葉は偽りだらけ。舞や戦は嘘をつかない」って
言ってるのめちゃくちゃ意味深...。でも頭悪いから読み取れないよ~~~~!!!頭良い人考察してください!!!



・頼朝の衣装
違いましたよね!?
台詞が少し違う、なら演劇としての揺らぎかなという気持ちになりますが、弁慶の刀しかり「物」が違うと、別の話なんじゃ、ってやっぱ思います。
初演頼朝は水色の衣装だったけど、巴里頼朝は紫色衣装。
つはものはどっちだったかな??円盤無いので確認できずなんですが、近い内友人と鑑賞会して確認します。


義経の味方として戦っているものたち
これ~~~~、勘違いかと思って帰ってきて初演見直したらやっぱ勘違いじゃなかった!!!ここの差分も明確な意図を感じる!!!

1.今剣が抜け出して義経の本陣に向かうシーン
初演今剣が倒したのは人間の見張り、巴里今剣が倒したのは遡行軍。
あのふわふわの布を被せられてパニックになってる遡行軍ちゃんはかわいかった

2.戦うモノの鎮魂歌
というか戦うモノの鎮魂歌歌いましたか・・・??記憶が曖昧すぎて・・・・・・。
少なくとも初演の時みたいな大太刀は出てこなかった記憶なんですよ。歌わずに各男士の殺陣を魅せていたような記憶もあるし・・・・・・。
でも歌パート無くすとかあり得るのか?と思ったりもして自らの記憶に全く自信が持てない・・・・・・。


遡行軍について、私達は初演時と異なりむすはじで得た新しい知識があるわけです。それを踏まえて「演出上の変更」として1が発生したのか、1は初演と巴里は違うぜ、の変更なのか、分かんないんですよ~~~~!!!!頭が悪いから!!!!
茅野さんに振り回されている。苦しい。


・ボス戦
全然違いましたね(再)!?!?
岩融が倒れて階段に横たわってるときのシルエットが美しすぎて大混乱でしたね。推しが最高に美人・・・・・・。さすが・・・。

印象的だったところ

1.義経の「死してなお余を守護せよ」
これ、初演円盤に入ってる台詞とは言い方が全然違っていて、初演ではこの時点で妖怪感が半端なくってめっっっちゃ腹立つ感じだったのに、巴里だとまだ義経みが残っていて、おちゃらけた感じが無かったんですよね。結局「なんてな☆」にはなっちゃうんですけど、真剣みがあったというか・・・。

2.義経が乗っ取られた描写
1を書いてて思い出した。時系列逆になっちゃいますが、頼朝を赦した義経を殺した何者かが巴里だと「義経乗っ取ったぞ!!!」って観客が明確に感じ取れる台詞だかなんだかを披露してましたね。
結構明確に「こっからは義経じゃないです」という線引き入ったな、と印象に残った。


3.真剣必殺
正直な気持ちを言うと「どっからが真剣必殺なんじゃーーい!!!!」です。
衣装に仕掛けがあるんでしょうけど、なんか岩融と今剣も少しずつはだけていくから、いや、なんか、もう、公式的な真剣必殺に辿り着く前に岩融も今剣も折れちゃうんじゃないかと思ってずっとハラハラしてた。
で、ラスボス倒すとき、初演は二振りが同時に真剣必殺攻撃して倒してたけど、巴里は一人ずつ真剣必殺して攻撃を蓄積して倒したんですよね、あの流れは良かったな。
今剣も岩融もお互いのことが一番大事だから、観ている側としては「折れちゃう;;;;」って感じだったけど、何回も何回も立ち向かって最後の最後に真剣必殺してぶっ倒すっていう。胸熱だった;;;;
あの、岩融が真剣必殺する瞬間とかめちゃくちゃ少年漫画で;;;推しがかっこいいよ~~~~;;;;;



・清光の主への報告
「もし自分が前の主に会うことがあったら、その時は俺も向き合わなきゃいけない」「三条は各々が個性的だけど、向いてる方向は同じ」「自分に足りないものが分かった気がする」といったようなものが追加台詞できてました。
これは天狼傳踏まえての追加かな?新撰組と比較して発言してたし。



◎その他の差分関係ない感想

岩融
いや、あの、推しなんで・・・。最高としか言えないんですけど、岩融の素晴らしいところてんこ盛りでした、ありがとう刀ミュ。
阿津賀志では顕現したばかりなのに、強いし、心のコントロールも上手いし(上手いからこそ今剣とすれ違うわけだけど)、あと、いつもいいなあって思うのは修行僧の刀だったせいか時折妙に賢いこと言うんですよね。此あれば我あり、とか!
感情のコントロールに悩むのも、今剣とは真逆で理屈ばっかり言ってしまうことに悩むのって賢い証拠では。豪快でかっこよくて強いのに賢いなんて最高すぎ・・・・・・。
自分の心にも悩んでるのに今剣のことも死ぬほど心配で、二人分の心について考えてる。最終的に「死してなお我(今剣)を守護せよ」を受け取って、ずっと今剣と一緒にいるからなって結論になった、と捉えてます。
で、それだと今剣はずっと岩融に守られているってことになっちゃうから今剣が岩融を支えるために考えるのがつはものなんだね~。
観てて思ったけど、ミュ本丸において初めて前の主と対決し、前の主から殺せ、って言われたの岩融になるんですね。
岩融は殺せないけど、彼の心に触れた弁慶が、岩融に想いを託したあとにやっぱり自分が主を止めなきゃって瀕死の状態から戦場に戻ってくる、あの行動は岩融がいなければ生まれなかったものだから、岩融と弁慶の関係の描き方最高だなって思います。語彙力がない。



・加州と石切丸
初めて見た刀ミュはトライアルの円盤で、その時見せてくれた友人(加州推し)が「ミュの加州と石切丸はやばい」と言っていて、その後友人は崎山丸沼に沈んでいくわけですが、まあ確かに結構すごいなと円盤見たとき思ったんです。
でも、生で見ると衝撃が映像の比ではなく、仲直りする森のシーンで二人取り残されたところ(小狐丸様本当に毎度ナイスアシストです)の二人の間に漂う気まずすぎる空気が「喧嘩して素直になれない彼氏と彼女か????」って感じで、ほんとに、ほんとに面白かった。
あのシーンの前後で石切丸の加州の呼び方が変わるのもほんとヤバい・・・。なんなの・・・・・・。
あと、そのあとに正面突破だー!って走っていった加州を見送りながら「靴よし!烏帽子の紐もよし!」ってもたもた指差し確認していた石切丸あまりにもかわいかった。

その後義経の陣を襲撃したときも加州間一髪のところで石切丸が助けるのとか、マジで、お前らこの間までめっちゃ喧嘩してたのに今や大親友かよ;;;;
この二人でまた出陣して仲良しっぷりを見せつけてほしいから新作どうぞよろしくお願いします!!!


・出陣前のスーパー三条タイム
学級崩壊とはまさにこのこと!!!自由っぷりが加速してて目が足りなかったですね。
なんか、岩融が今剣をなんかすごい体制で持ち上げて謎の今剣腕立て???をしてて、何一つ理解できなかったけど大地くんの筋力がすごいことは良く分かった。
あとなんか小狐が加州の髪を梳かしたり、今剣の髪を梳かしたりしてたのと、三日月が紙飛行機作って飛ばしてましたね。石切丸は加持祈祷していた。




◎2部の感想
みんな大好き2部の感想いきます


・イントロ
映画みたいなカウントダウン映像始まったと思ったら、まさかの革命アレンジのイントロ流れて面白すぎて最初から死んだ。
金色のコルダおたくなので、あの、まさか、コルダ以外にも革命を現代アレンジしようとする猛者がいるなんて思わなくて!!!!しかも革命、だから、なんかこれは意図があるのか???革命???と大混乱ですよまったく!!!


・衣装
阿津賀志メンツは衣装に各々のモチーフが分かりやすく入ってるなーといつも思います。三百年とかむすはじが結構インパクトでかいから尚更。
2つめの衣装を見ると、ジャケットぽいモチーフで、イメージとしては戦隊ものとか制服とかそんな印象だったな。
石切丸の衣装が優等生ぽい感じでかわいくて妄想はかどる。

(追記)
なんか調べたらデザイナーさん変わったみたい?です?少し感じた違和感はそのせいか。
装苑で特集したのになぜ・・・。
三日月ロボットアニメめっちゃわかる。



岩融&今剣&石切丸新曲

マジで!?!?!?!?え、私と友人の推ししかいないけど!?!?これらぶフェスでやられたら介護者不在だけど大丈夫!?!?!?

あの、しかも今剣と石切丸に寄せてるからめっっっっっっっっちゃかわいくて、岩融はいつだって今剣に合わせるからいつもめちゃくちゃかわいいお歌とダンスを超素敵な笑顔で披露してくれて、ほんとに、ほんとにミュ本丸審神者ありがとう;;;;;;どれだけ感謝すれば良いのかわからない;;;;;;いつもありがとうございます;;;;;;


・三日月&小狐丸新曲
最初、三日月の新曲ソロかと思ったんですよ。そしたらサビあたりでもう一人歌ってることに気づいて、しかも歌詞が「君はもういない」とかそんな感じで、それでその時三日月が誰もいない、いるはずだった階段の上を何度も何度も切なそうに見るというとんでもない振り付けが入ってて、こんなにヤバいことがあるか????
泣きそうになりながら必死に青と黄色のペンラを振る我々であった。
きたりょ、待ってるよ


・客降り曲
一階に三日月、石切丸、今剣、二階に岩融と加州、でした!
今剣が私のうちわを見て手を振ってくれた気がしなくもなくもない感じだったので、そういうことにしとこうと思います。ありがとう今ちゃん!
あと、いくつか前の席の方のうちわのおかげか崎山丸のウィンクばっちり拝見しました!ありがとう!!あとハラキヨも初めて生で見たよ~!!あれやっぱ羨ましいな~~~~。うちわ持ってくれるんだもんな、すごいな。



またちょこちょこ追記はするかもですが、とりあえずここまで。千秋楽ライビュ取ってるのでまた発見があるといいな。